淡路島・淡路島グルメ・淡路ビーフ・淡路牛

　そして最大の武器はフットワーク。小さく見える淡路島は実は車で縦断するだけでも約２時間は係るのだが、淡路島のほぼ中心に位置し、そして、他店が嫌がる少量の配達でも「淡路ビーフ入潮」は喜んで受けることで島中にネットワークを造り上げていた。

 　一度の運搬で少量の配達でも採算がとれる程、多くの料理人達の信頼を獲得し、出来るだけ淡路島産の牛肉にこだわり、飲食店に届けている。時には料理人とメニューを考え、牛肉部位の提案をも行うという。

　担当者の中川はこれまで生産量が少なく、流通量の面で取扱が難しい淡路ビーフを掘り起こし、島内顧客へ販売を行っている。淡路島が誇るブランド牛には、島ブランドの力強さと牛肉本来の美味さがある。

 　その一方で、「淡路牛」と比べ価格帯が高い「淡路ビーフ」の違いを説明し続け、付加価値の高い商品として広めることで、生産農家の収入増につなげ、牛肉のさらなる魅力を伝えようと考えているのだ。